「もう１年しかない」

２年生が体験型ワークショップ

職業に関する視野の拡大を図ってもらおうという、「体験型ワークショップ」が１３日、２年生を対象に本校体育館などを会場に行われました。その職業はどんなことをするのか、持ち込まれた機材、器具などを実際に扱って当該職業の一端に触れるという本校では初めての試みでした。

参加の企業、大学・専門学校は４社、１３校。体育館内にはそれぞれの企業などがブースを設け、生徒の皆さんの対応に当たりました。美容師体験の専門学校のブースでは、パーマかけがマネキンを使って行われました。男子生徒の一人は「思っていたより楽しい」と器用にカーラーに髪を巻きつけていました。医療事務体験のブースでは、医療費の患者負担分を差し引いた額を保険者に請求するための書類「レセプト」（診療報酬明細書）の書き方などがありました。

生徒の皆さんは「（就職・進学には）まだ１年あると思っていましたが、仕事の一部に触れたことで社会との距離が近くなった。もう１年しかないという思いがしている」など感想を述べていました。