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第7回三股町地産地消料理コンクール

稲留さん(有明中出身)にサンマリノ共和国招待の学校特別賞

第7回三股町地産地消料理コンクール

2月9日(土) 三股町内で生産、製造される食材を使って若い世代の発想で新メニューを開拓する第7回三股町地産地消料理コンクール(町農畜産物利用地域活性化推進協議会主催)が都城東高校でありました。

今回はイタリア半島のサンマリノ共和国へ研修旅行をプレゼントする学校特別賞があり、調理科2年の稲留充啓さん(有明中出身)が「豚ごろごろコロッケ」で射止めました。

コンクールには、本校調理科の2年生25人が挑戦しました。今回のテーマは「ランチメニュー」。料理部門に18作品、デザート部門に7作品が出品され、町商工会員や生産者の皆様方が一品一品味見しながら表現性、独創性、普及性などを採点しました。

優秀賞は、料理部門で小田竜士さん(松山中出身)の「しそとチーズのふんわりとんかつ」、デザート部門で外山悠さん(小松原中出身)の「プチベールのムース」がそれぞれ選ばれました。小田さんは「豚肉、しそ、チーズをミルフィーユ状に仕上げた。口の中で3種類の香りが広がります」。外山さんは「ホウレンソウにはプチベール、ニンジンには金ゴマの練りゴマ、紅芋には牛乳を入れて緑、赤、白とそれぞれの色をきれいに出すことができた。健康志向ということもあり、女性に喜ばれるのでは」と説明していました。

 

学校特別賞は、昨年秋の本校文化祭「おがたま祭」で教育講演された駐日サンマリノ共和国特命全権大使マンリオ・カデロ閣下との交流が縁で創設されました。

同国はイタリア半島中東部に位置する世界で5番目に小さい世界最古の共和国です。親日国家で、2014年には東日本大震災の犠牲者を追悼するため国内に神社を創建しています。毎年6月にはこの神社を中心にした「ニッポンまつり」が開催され、日本食の屋台も並ぶといわれています。

研修旅行はこのまつり期間に合わせて行われるもので、同国との交流発展の礎を担うものとなりそうです。稲留さんは「日本との新たな懸け橋となれるようしっかり研修したいと思います」と抱負を述べていました。

成績は次の通り(カッコ内は出身中学校、敬称略)

〈料理〉

①小田竜士(松山)「しそとチーズのふんわりとんかつ」(右)②大塚満里奈(妻ケ丘)「みまたんサンド」(中央)③濵﨑葵羅莉(祝吉)「肉じゃがグラタン」(左)

〈デザート〉

①外山悠(小松原)「プチベールのムース」(左)②原口礼慈(三股)「サツマイモの味噌ゴマケーキ」(中央)③花牟礼真桜(小松原)「タピオカロールケーキ」(右)

〈学校特別賞〉

稲留充啓「豚ごろごろコロッケ」

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