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教育講演会

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「自分の命は自分しか守れない」

大谷徹奘奘・薬師寺副執事長

奈良県・薬師寺の副執事長を務める大谷徹奘先生の教育講演会が16日、体育館でありました。

大谷先生は1999年春から全国各地で「心を耕そう」をスローガンに法話行脚を続けています。

この日の講演は「生命」(いのち)と「運命」について話されました。

「生」の文字は草木が成長する姿で「命」は根。人間もいろいろなことを吸収しながら成長する。「何も咲かない寒い日は下へ下への根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」とオリンピックの女子マラソンで日本初の金メダルに輝いた高橋尚子さんが監督から贈られ大事にしてきた言葉を紹介。「自分という花を咲かせよう」と呼びかけました。

「運命」では、自分の厳しい修行時代にふれ、これが運命かと苦しんだ時、文字を逆から読んでみた。命を運ぶと読めることに気づいた。では誰が運んでいるのだろうとかと探求し、運転手は自分であることに気づいたという。「自分の命は自分しか守れない。腹をくくって生きてください」と結びました。

生徒の皆さんは「いろんなことがあっても前向きにとらえ頑張っていこうと思った」「きょう学んだことをしっかり心に刻みこれからの生き方の糧にしたい」など感想を述べていました。

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