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サンマリノ共和国での「ニッポンまつり」を報告

「貴重な体験をさせていただきました」

調理科3年の稲留充啓さん(有明中出身)

サンマリノ共和国での「ニッポンまつり」を報告

体験報告をする稲留充啓さん

イタリア半島の一角に位置するサンマリノ共和国で開催された「ニッポンまつり2019」(6月28日~30日)に招へいされ帰国した本校調理科3年の稲留充啓さん(有明中出身)が7月19日、全校集会で「貴重な体験をさせていただきました」など、体験報告を行いました。

同国の駐日特命全権大使を務めるマンリオ・カデロ閣下の来校が縁で同まつりへの生徒の招へいがありました。稲留さんは今年2月、本校で開催された三股町地産地消料理コンクールで学校特別賞を受賞、副賞としてのニッポンまつりへの招へいを射止めました。

稲留さんによると、同国の公式晩さん会前の6月26日夜、文化省大臣らVIPが出席するパーティーがあり、その席で「だし巻き卵」を披露したとのことです。稲留さんには事前にだし巻き卵の依頼がありました。調理科の橋口達夫先生(和食担当)と二人三脚で約2か月間、放課後に特訓を積みました。決め手となるだしづくりでは、北海道産の日高昆布と鹿児島県枕崎市のかつお節を使った合わせだしと凝りました。結果、パーティーでは「おいしい」との言葉を多くもらったとのことでした。このほか、天ぷら、エビの塩麹漬けなども提供したそうです。なお、ニッポンまつりの本番では、調理スタッフとして活躍しました。

稲留さんは「6月25日から7月6日までサンマリノ共和国で料理人見習いという貴重な体験をさせていただきました。学校をはじめ、多くの方々のお世話になりました。改めてお礼を申し上げますとともに、恩返しはこの経験を基に立派な料理人になることだと思います。ありがとうございました」と結んでいました

 

 

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