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市川伊三夫さん(元三菱銀行専務)が教育講演会

「良い心は良い友を得て育つ」

市川伊三夫さん(元三菱銀行専務)が教育講演会


「友達をつくれ」「夢をもて」と話す市川伊三夫さん

日本を代表する経済人の一人として知られる市川伊三夫さん(91)の教育講演会が7月30日、本校体育館でありました。

市川さんは慶応義塾大学を卒業後、三菱銀行(現三菱UFJ銀行)に入行、米国・ニューヨーク支店長や代表取締役専務などを務め、退任後もニコン代表取締役副会長、久光製薬取締役など大企業の役員に就いています。このほか、学生時代からのバレーボールが縁で全日本大学バレーボール連盟会長も務めています。

市川さんは講演の中で、「これからの社会は人工知能(AI)の進展などで激変する」と予測。その時代を乗り切るのは「昔のシステムにしがみつく大人ではなく、新しいものを吸収できる若い君たちだ」と呼びかけました。そのうえで、学生時代の生き方として、「友達を多くつくれ」とアドバイス。その友達も同級生だけでなく、年齢を超えて上級生や下級生そして先生と輪を広げることを進めました。市川さんは大事にしている言葉として「良い心は良い友を得て育つ」と贈ってくれました。

締めくくりは「学ぶことをあきらめない」「自身に対する信頼を忘れない」「大きな夢をもって生きてほしい」と掲げ、「君たちが立派になれば、この立派な学校が君たちの活躍によってさらに立派になる」と期待を寄せていただきました。

 

 

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