海外留学生紹介

日本語 / English

アライン デ アルマス 君
国籍:キューバ
年齢:16歳(2017年現在)
身長:186cm
最高到達点:351cm
経歴:
・2014年~2016年 キューバ男子バレーボールのジュニア全国選手権での金メダル。
・2015年 キューバ全国男子バレーボール選手権のベストレセプション。
・2014年〜2016年 キューバ男子バレーボールのジュニア全国選手権のMPV。
・キューバU18バレーボール代表チームの元メンバー。
・2017年都城東高校入学
・2020年サントリーサンバーズ入団

FOLLOWING MY DREAMS
~夢を追いかけて~
 

8年前、私は両親に連れられ、キューバとイタリアで行われたワールドバレーボールリーグを見る機会を得て、そこで、「将来はプロのバレーボール選手になり、世界各地で試合を行いたい」という希望を持つことになりました。
私はキューバや他国の認定コーチの指導を受けてきました。その指導のおかげで、私は技能技術を最大限に向上させることができ、その結果、ハバナにあるスポーツエリート養成校に入学することができました。the School of Sports Initiation of Havana EID (a school with excellent sports programs and a great sporting tradition.)私は、この学校でバレーボールの練習を始めました。私が初めて付けた背番号は4で、この番号は私にとって特別なものです。それは、この番号を見ると、常に、初めての試合での経験を思い出すからです。私は4カ国大会に参加し、3連続でベストプレイヤーに選ばれました。2015年には、私はU18のカテゴリーでキューバナショナルチームのメンバーに選ばれました。

これまでの人生で最良の出来事が1年後に起こりました。私は日本で、都城東高校で学ぶことができるキューバの選手の一人に選ばれたのです。私は幸運にもこの留学と夢を追いかけ続ける機会を得たのです。

2017年3月、私は大いなる希望を持って日本の地を踏むことになりました。しかし、それは同時に、私がスペイン語しか話すことができないという事実の克服に向けてのチャレンジの始まりでもありました。幸運にも、私は先生方やクラスメートに溢れるほどの愛情で暖かく迎えられました。そして、少しずつですが、新しい言語(日本語)や文化を経験的に学ぶ中で不安や課題を乗り越えていくという勇気が持てるようになっています。
都城東高校に通い始めると、校内に私以外にも外国出身の生徒がいることに、かなり驚きました。様々な国出身の先生や生徒がいるという現実。このようなグローバルな雰囲気で学ぶことができているので、私は、さらに自信を持って私自身の学びを深めることができています。

 

私の学校には、たくさんの興味深い教育プログラムがあります。私は英語教育が大好きです。英語教育は高いレベルの経験がある先生方によって指導されていますが、その中の一人にフィリピン出身のジーンマイダ先生がいます。ジーン先生は、私に英語を学習することの大切さを教えてくれます。ジーン先生との英語の授業の際には、常に何か新しいことを学ぼうとしています。それは、英語を話すことができれば、世界のどこでも生きることができると理解しているからです。

 

プロのバレーボール選手になるという夢とは別に、私はキューバの素晴らしいバレーボールのシステムを日本に導入したいとも考えています。ここ日本に来て以来、私は学校のバレー部で、素晴らしいチームメイトや泉水先生(かつて日本代表チームのメンバー)、コーチのマウリセトラルバさん(かつてのキューバナショナルチームのメンバーでプロのプレイヤー)と共に日々の練習をおこなっています。

 

日本に滞在して2ヶ月が過ぎましたが、私にとって毎日が独特なもので特別なものでもあります。正直にいうと、私は本当にキューバの家族や友人たちに会いたいと思います。また、家庭料理の香りや私の実家から見える美しい景色が恋しくて仕方ありません。時には、寂しさやノスタルジーを感じて、故郷に帰りたいと強く思うこともあります。しかし、このような寂しさを感じる時には、私は、人生の中で乗り越えなければならないチャレンジに向かっているんだと考えるようにしています。私には私が最大限の能力を発揮できるようにと考えてくれる多くの人々の無条件のサポートがあるのですから!
 

「私は夢を実現するまで決して諦めない。
私は夢を追いかけることを決してやめない」

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