アカ族教育支援プロジェクト

みなさんは「識字率」を知っていますか?

識字率とは、文字の読み書きができ、理解できる能力を持った人数の割合を指しています。

日本人は江戸幕末期から識字率がほぼ100%と言われていますが、発展途上国では50%を下回ることが珍しくありません。

その理由として“教育を受けることができない”ことが大きくかかわっています。

 

アカ族は貧しい少数民族です。

ルーツは中国南部にあり、焼畑農業で暮らしていました。

焼畑で土地を拓き、生産性が落ちると別の場所へ移動することで30年周期で移動を繰り返し、300年かけて南下してきました。

アカ族が居住を許された土地は、山岳地の急こう配で農耕には不向きな上、大規模な森林伐採が押し寄せ焼畑も難しくなってきました。

タイの平均的な農民の月収は4万円程度ですが、アカ族はその1/5にも満たないのです。

一方で、アカ族は独自のアカ語を使用していますが、母国語となったタイ語を学ぶ教育機関は村にはありません。

話すことも読み書きも出来なくては、町で働くことも難しいのです。

そのため、アカ族はケシの実を栽培し麻薬の運び屋になったり、女性は身売りしてエイズ感染の危険にさらされたりするなど、暗い運命が待ち構えているのです

 

タイの識字率は高いですがタイのアカ族の識字率は約1%に近いとされています。

私たちは、4月にタイ国チェンライで少数民族・アカ族に対する支援活動を行う原田義之先生の講話を聴いて、タイのアカ族の子どもたちに教育を受けさせてあげたいと思いました。

自分たちの知識、人件費がかからないこと、行動力を武器にアカ族が作った民芸品の販売し得た利益を全額寄付し、教育支援金や識字率向上に貢献していきます。

 

——————————————————ご案内——————————————————

2018年3月18日(日)

イオン都城ショッピングセンター(早鈴町1990) 正面入り口にて、アカ族の民芸品を販売します。

詳しくは、下記の案内(pdf)をご覧ください!

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