8月19日に、社会福祉法人恩賜財団済生会支部鹿児島県済生会支部長であり、本校のアドバイサーでもある吉田紀子先生を講師に迎え、職員を対象に研修を行いました。テーマは本校看護科（平成29年4月開設予定）の在り方や、医療を取り巻く現状の理解を中心に進められ、少子高齢化や社会保障等の社会環境の変化が進む現在の日本において、今後必要となる知識や技能及び、本校が育成する看護師に関する心構えなどについて学びました。吉田先生は、医療や健康に対する考え方が、昔とは違った環境になってきており、医療行為や医療環境が変化している。疾病の傾向も生活習慣病や心身症などのストレス等が要因の病気比率が増えてきており、今までは、身体中心の医療が基本だったが、今後は「こころ」や「いのち」のケアを重視する事も必要になる。全人的な看護師の育成を行うために到達目標にむけてしっかりと教育を行っていく事が重要ですとのお話しを頂きました。今後も、定期的な研修を行いながら、生徒達の将来形成に必要な努力を重ね、より良い教育環境の構築に励んでまいります。