分解組み立て電気自動車「PIUS」
モビリティ工学科
構造理解と整備力向上

モビリティ工学科の２～３年生を対象に、分解組み立て式電気自動車教材「PIUS（ピウス）」の分解組立講習が実施されました。講師は、公益財団法人日本自動車教育振興財団の協力の元「PIUS」の分解組立を通して自動車整備の基本となる５S（整理・整頓・清掃・清潔・しつけ）の考え方や、トルクレンチなどの道具の使用方法を学びました。今回は、チェックリストを用いて作業進捗を確認しながら、シャシ（フレームや足回りなど）を中心に分解組立を行いました。普段は、各パーツ単位の学習がメインですが、実践を通して1台の自動車を分解組立することで、構造の理解を深めました。講習後には、自らの手で組み上げたPIUSに試乗しました。担当した先生からは「実践で構造を理解することが、整備力の向上には不可欠です。今後も、あらゆる部品や自動車に触れて知識や技術を深めていってもらいたいです」と話していました。